菅谷蹈鞴(たたら) 高殿 [四季 秋]
左手の構造物が、砂鉄と木炭を交互に積み重ね、鉄を沸かした釜。右は釜に空気を送り込む部分です。恐るべきは、この釜の床下。炉を築くにあたって、地面を6m以上掘り下げ、そこに排水設備を施し、穴の中で木や炭を3ヶ月もかけて焼き、灰を叩き締めた上に、炉を作っています。
菅谷蹈鞴 高殿 [四季 秋]
映画「もののけ姫」のたたら場のモチーフとなった、高殿の全景。建物横の大木は桂の木。蹈鞴 -製鉄- の守護神、金屋子神(かなやごのかみ)は、桂の木をつたって降りてくると信じられていたそうです。
菅谷蹈鞴(たたら) 高殿 [四季 秋]
170年間、たたら製鉄が行われていた「高殿(たかどの)」内部。壁には耐熱性を高めるため、土が塗られてたのだそうです。天井は放熱のため隙間が空けられ、さらに開閉が出来るように作られたうえに、屋根上に大きな樽を置いて水を満たし、火事に備えて操業していたのだとか。
出雲大社 十九社 [四季 秋]
東西二棟のお社にこの時期、国中の神様がお集まりになられます。
旧暦十月の「神無月」は、ここ出雲では「神在月(かみありづき)」と称せられ、さまざまな神事が執り行われるのです。
旧暦十月の「神無月」は、ここ出雲では「神在月(かみありづき)」と称せられ、さまざまな神事が執り行われるのです。